カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書日記】2023.7.30(日) 「イタリア風」庄野潤三

髪を切る。美容師さんの履いていたジーンズの後ろのダメージ加工が激しい。太股もふくらはぎもほぼ全見えみたいな感じだ。「ずぼんめっちゃやぶけてるで」と軽いノリで言ってやろうかとも思ったが、相手は一回りも下の、しかも女性なので自重しておいた。夏…

【読書日記】2023.7.29(土) 神楽を観る

コーヒーが切れたので、コーヒー豆を買いに行く。いつもの珈琲屋。エチオピアのナチュラルとコロンビアを買う。なんだかんだエチオピアのナチュラルが一番美味しい。 ついでに図書館に寄って予約本の受け取り。松坂大輔『怪物と呼ばれて』。松坂の野球人生を…

【読書日記】2023.7.28(金) 『モンテーニュ入門講義』山上浩嗣

今日は何にもしなかったなあ、というような日がある。それはそれでいいかと思う一方で、やはりどこかうしろめたい。次にそんな日があったら、その日はモンテーニュの『エセー』を読もう。『モンテーニュ入門講義』を読んで、そう思った。 モンテーニュの至っ…

【読書日記】2023.7.27(木) 「五人の男」

頭が痛いと本も読めない。というか何もできなかったわけだが、本が読めるくらいに体調も回復している。庄野潤三を読む日々が続いている。今日読んだのは「五人の男」。少し変わった構成の短編である。語り手であり主人公の男が、これまでに出会った印象的な…

【読書日記】2023.7.26(水) スーパイコ、下から食うか?横から食うか?

俺の名前はスーパイコ。すっぱい豚だ。俺のことを酢豚と呼ぶ者もいるが、どちらかといえばスーパイコのほうがしっくりきている。だから俺はスーパイコと名乗る。スーパイコだろうが酢豚だろうが、ただのすっぱい豚であることに変わりはねえ。どちらにしろ些…

【読書日記】2023.7.25(火) 回復

なんとか体調は回復。 明日から通常モードになる予定。

【読書日記】2023.7.24(月) 続・体調不良

昨日に引き続き、体調不良で寝込む。この二日間で食べたのはウィダーインゼリーだけ。

【読書日記】2023.7.23(日)体調不良

体調不良で寝込む。

【読書日記】2023.7.22(土) 本を贈る

今日は妻の誕生日であった。プレゼントに本を贈った。

【読書日記】2023.7.21(金) 「相客」庄野潤三

今日が終業式の小学生二人を学校へ送り出し、朝一のスーパーへ行く。開店直後のスーパーは人気がない。閉店間際の人気のなさとも違う雰囲気で、これから一日が始まるんだという空気が店中に漂っている。入口でかごを取るときに、すでに買い物を終えた老人と…

【読書日記】2023.7.20(木) 「プールサイド小景」庄野潤三

昨日に引き続き、庄野潤三を読む。短編集の表題作であり、芥川賞受賞作でもある「プールサイド小景」。題材もテイストも昨日読んだ「舞踏」によく似ていて、夫婦の話だ。庄野潤三の中心にあるテーマなのかもしれない。読み終えた時のアンニュイな気持ちと、…

【読書日記】2023.7.19(水)「舞踏」庄野潤三

ああ、私はこういう本を読みたかったんだ。読み始めた時も、読み終えた時もそう思った。 家庭の危機というものは、台所の天窓にへばりついている守宮のようなものだ。 それは何時からと云うことなしに、そこにいる。その姿は不吉で油断がならない。しかし、…

【読書日記】2023.7.18(火) 「掟の前で」

子どもたちが学校に行くと、家の中が静かになり平和が訪れる。しかしこの平和もあと3日しか続かない。あー夏休み。ちょいと泳ぎ疲れ 胸にcool baby。 話題のジブリ映画『君たちはどう生きるか』を観てきた。パンフレットは後日発売。グッズもポスターしか売…

【読書日記】2023.7.17(月) 『津軽』

太宰で泣くとは思わなかった。何がって『津軽』である。ある年の春、太宰治が3週間かけて生まれ故郷の津軽地方への旅を元にした紀行文風の小説だ。旧友と酒を飲み、兄弟の住む実家を訪れ、津島(太宰)は訪れる先で旧交を温める。道中の交歓の様子を太宰らしい…

【読書日記】2023.7.16(日) サンフレッチェ

スタジアムのうねりを感じた。Jリーグ第21節、サンフレッチェ広島対横浜FC戦をホーム、エディオンスタジアムで観戦した。連敗が続き、さらに追い打ちをかけるように監督を始め体調不良の選手が続出し、ユースの選手までがベンチ入りをせざるを得ない状況にな…

【読書日記】2023.7.15(土) 「判決」

昼、くら寿司に行く。回転寿司は昼間に行くほうがよい。夜になるとフェアのネタが切れてたりするので、昼のほうがよい。デザートに食べた冷やし白玉しるこがひんやりして美味しい。あんこはどの温度帯でも美味しいのだなと知った。 家に帰ってからは、ぐーぐ…

【読書日記】2023.7.14(金) 読書会

読書会に参加してきた。今回の課題本はブッツァーティ著『タタール人の砂漠』(岩波文庫)。参加者は私含め6名に主催者の計7名と、ゲストに岩波書店の編集者の方を交えての会となった。年齢層もおそらく職業もいい感じのバラツキ具合だったと思う。隣に座って…

【読書日記】2023.7.13(木)

次男が今日、7歳になった。予約していたサーティワンのアイスクリームケーキを取りに行った。アイスクリームケーキを買うのは初めてだ。ポケモン好きの次男が選んだのは、ピカチュウの顔のやつだった。ポッピングシャワーがベースで、外側にストロベリー、全…

【読書日記】2023.7.12(水) 「石うすの歌」、教科書クロニクル

教科書を発行している出版社、光村図書が「教科書クロニクル」という検索サイトを開設した。 教科書クロニクル | みつむら web magazine | 光村図書出版 画像引用元:光村図書公式webサイト 生年月日を入力するだけで、当時使っていた国語の教科書を検索でき…

【読書日記】2023.7.11(火) 「目玉の話」

卵を自分の尻で割ったことがあるだろうか。私はない。なかったとしたら想像してみてはどうだろうか。どうやって自分の尻で卵を割るだろう?卵を地面あるいはイスに設置してみる。割ることが目的なのである程度勢いをつけてえいっといく。地面ならば尻もちを…

【読書日記】2023.7.10(月) 「マダム・エドワルダ」

雨。洗濯物をコインランドリーで乾燥機にかけるか、午後から晴れる予報を信じ、その後の陽射しで乾かすほう(短時間で乾く確証はない)に賭けるか悩ましいところである。できれば自然乾燥でいきたいので、天気予報に賭けた。半分当たって、半分外れた。予報通…

【読書日記】2023.7.9(日) 『津軽』

子ども三人と近所のショッピングモールへ行き、フードコートで昼食をとる。娘がポテトを食べたいと言うのだ。この娘、どこに行ってもポテトしか食べない。楽と言えば楽だからいいのだけども、それでいいのか心配にもなる。 雨のせいか、フードコートはたいへ…

【読書日記】2023.7.8(土) ハヤシライス

ハヤシライスを食べた。30歳を過ぎたあたりから、急にハヤシライスが好きになった。なにか特別なきっかけがあったわけではないけれど、ある時、たまにはカレーじゃなくてハヤシライスでも食べてみるかと試してみたら、その美味しさに驚いた。子どもの頃から…

【読書日記】2023.7.7(金) 最近買った本

取り立てて書くことのない、凪の時間を過ごしている。 最近買った本を挙げていくことにしよう。 ①『白い人・黄色い人』遠藤周作遠藤周作読み直しの一環で未読の作品から。信仰についての個人的な関心から。 ②『壁』安部公房不条理文学への関心から。これは十…

【読書日記】2023.7.6(木) TwitterとかThreadsとか

Twitterの閲覧制限が云々、それに代わるサービスが云々。右往左往してる人がたくさんいる一方で、私は何にも困ってない。感度が鈍いと言われればそうなのかもしれないが、それならそれでいい。斜に構えてるわけでなんでもなくて、ほんとにどうでもいい。本で…

【読書日記】2023.7.5(水) ある雨の日に読んだ本たち

朝からの雨が夕方にあがって、晴れ間が出た。遠くで蝉が鳴いている気がする。ゆっくりと珈琲を淹れ、夏の音に耳を澄ます。油断していたら、コーヒー豆を切らしてしまった。明日の朝、飲む分がない。さんぴん茶を飲むしかない。夏っぽくていいじゃないか。 読…

【読書日記】2023.7.4(火) 『それは誠』(乗代雄介) あるいは尾崎豊

修学旅行の話をしよう。高校2年の秋、今から20年ほど前の話だ。 福岡を出発し新幹線で東京へ、東京で過ごした後は富士五湖や長良川を経由しながら南下して関西方面を見学するというコースだった。1日目は福岡から東京への移動のみで錦糸町のマリオットホテル…

【読書日記】2023.7.3(月) 徒然なるままに日暮し硯に向かひて

今日一日をダイジェストで書き連ねる。 くもり。玉子焼き。なかよし弁当。てるてる坊主プール。可燃ごみ。お隣さん。不愛想。ぽっちゃま。長靴。中村さん。無用の効用。融合しないブレンド。本屋なんか好きじゃなかった。うどん屋の蕎麦。大葉。カバチタレ。…

【読書日記】2023.7.2(日) 『タタール人の砂漠』

日曜日。晴れ。いつものパン屋にいつものパンを買いに行く。買いたかったサンドイッチが売り切れ。出かけたついでに詰め替え用のシャンプーも買う。息子ふたりは近所の子たちといつものように遊んでいる。娘はお腹空いたとしきりに食べ物をせがんでくる。標…

【読書日記】2023.7.1(土) 『正しいコピペのすすめ』

プルーストの『失われた時を求めて』で、主人公が紅茶に浸したマドレーヌを口にした瞬間に過去の記憶が鮮やかに甦ってくるシーンはあまりにも有名だ。有名であるがゆえに、よく引き合いに出されるし、しったかぶりもよく行われる。なぜしったかぶりかという…