カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2023.12.27(水) また喜ぶ

出勤前に美容院で髪を切る。
店のすぐそばの美容院に通っているので為せる技だ。
9:00の予約で、カットが終わったのが9:50。
ぴったり計算通りになった。

店を開ける。
出版社の短歌研究社から荷物が届いていた。
開封するとクリスマスツリーと賀正のお菓子、お祝いのメッセージカードが入っていた。
なんてことだ。
名もない小さな本屋に対してこんなことまでしてくれるなんて。
さらに驚いたのは、もうひとつ同封されていた品物だ。
歌人山階基さん直筆の色紙だった。
短歌が一首入っていて、Lounge B booksの宛名もあった。
つまりこの店のためにわざわざ書いてくれたということになる。
うれしさのあまり、私は一首詠んだ。

うれしくてひとりで「うれしいな」と発声してしまう本屋年の瀬

短歌研究社と山階さんにお礼のメールを送信した。

本屋をはじめてまだひと月も経っていないが、毎日のように何かが起こる。
それは驚きであったり、喜びであったり。
この先悲しいこともあるかもしれない。
そうだったとしても、今感じているこの喜びを思い出せば前に進める気がする。