カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2023.12.19(火) 休む

朝、いつもと同じように子どもたちの朝食と弁当を作る。
小学生が学校に行くと、ふたたびふとんに入って毛布にくるまりながらポッドキャストを聴く。
定休日の今日は時間に余裕がある。
娘が幼稚園に行く頃、ふたたび起きて妻と娘を玄関で見送ったあと風呂に入る。
追い焚きをしてゆっくりと湯につかる。
休日という感じがして良い。

風呂からあがると朝食を食べる。
おにぎり、玉子焼き、ウィンナー。
誰もいない家にひとりでいることが久しぶりな気がする。

買い物に出かける前に出かける。
特売の火曜日は人が多い。
少しずつ年末モードに入っているのかもしれない。
クリスマスから正月までの、人々のどことなくふわふわした雰囲気は好きだ。
また新しい一年に向けて準備をしている、それができるということは、それだけで幸せなことなのだろう。

買い物を済ませて、昼食を食べて家に帰る。
妻はまだ帰ってきていない。
お茶を飲みながらのんびりしていると妻が帰ってきた。
妻は妻で用事を済ませてきたらしい。
しばらくソファーに座っているうちにうとうとしてきた。

目が覚めると小一時間ほど経過していた。
妻が目に入ったので「おかえり」と声をかける。
「それ、私に言ったん?」と妻。
もちろんそうだ。私が寝ている間に帰ってきた妻におかえりと声をかけただけのことだ。
何もおかしいことはないだろう。
妻は「寝ぼけてんの?」と笑っている。
9行前を参照してほしい。
たしかにここで、私は妻と会話を交わしている。
そんなことはすっかり忘れていた。
寒さに頭がやられてしまったか。
そういうことにしておこう。