カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2023.10.7(土) 『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』

妻と長男、次男は三人で朝から昨日から公開の映画『ガールズアンドパンツァー』を観に行ったので娘と留守番をする。
娘のとまらないおしゃべりを聞いているうちに、昼になり三人が帰ってきた。

買い物に行き、催されていた九州フェアで小城羊羹を買う。
つぶあんこしあんとふたつ、レンガブロックみたいな羊羹だ。
表面のシャリシャリした砂糖の結晶が小城羊羹らしくて良い。

スーパーでパスタとお菓子を買う。
私の布教活動が実を結び、最近、子どもたちがみなチョコあ~んぱんを食べたがるようになった。
ここ1~2日、売り切れていたが今日は入荷していた。
売り場にある6個すべて買うことにする。
在庫切れを防ぐためにもっと在庫を増やしてもらえるよう、たくさん買う作戦だ。

早めの夕食を済ませ、息子をQBハウスに連れていく。
待っている間に『響け!ユーフォニアム』を読む。
やっと読み始めることが出来た。
武田綾乃の著書は初めて読むが、クセのないお手本のような文章だと思ったのが最初の印象だ。

吹奏楽部というのは、ある種の特殊空間だ。基本的な男女比は一対九、厳密に言うと、女子の割合がもっと多くなることもしばしばだ。そんな空間で起こることといえば、同姓へのアイドル視である。こういうときに、羨望と呼ぶには暑苦しすぎる視線を送られるのはたいてい、女子らしさを凝縮したような可愛らしい女か、あるいは男らしさに特化したカッコいい女である。残念ながら吹奏楽部にいる男子は男子として見なされることが少ないので、このアイドル視の対象にはならない。女子が周りに多くいるはずなのに吹奏楽部の男子に恋人がいないのはこのためだ……と、久美子は勝手に考えている。

出典:武田綾乃響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』

アニメシリーズと違って、登場人物が関西弁なことと、そっれもあってかみなチャキチャキしてるようで面食らってしまった。
というよりも、アニメの方がアニメナイズドされているのだろうと思う。
原作とアニメとの比較も読んでいて面白いだろう。


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