カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2023.9.1(金) 『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店』

今日から娘も幼稚園に行きだし、これでやっと夏休みが終わった。
といっても今日は午前保育なので、昼以降、昨日とさほど変わらないのだけれども。
それでも子どもが誰もいない家は静かだ。
小学生がいないだけで大違い、学校さまさまだ。
昨日降った雨の影響か、秋が近づいているのか、今日は涼しい。
外を歩いても快適だと感じるくらいには涼しい。
9月1日は防災の日であると同時に、大学時代の友人と先輩ふたりの誕生日だなと思い出す。
元気にしているだろうか。

現在とあるプロジェクトを進めていて、本日、同志から激励のメッセージをもらい嬉しくなる。
そして今読んでいる『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店』からも刺激をもらう。
全然関係ないけれども素敵な記述を見つけたので、引用したい。

私は開け放した扉の傍に立っていたので、突然強い風が吹きこんできて私のスペイン風の帽子を道の真中に吹き飛ばし、ころころと吹き転がしてしまいました。A・モニエは、こうした長いスカートをはいた女性にしてはとても考えられない俊敏さで、帽子を猛烈に追い掛けて行きました。まるで帽子の上を飛び込さんばかりの勢いで帽子に飛びつくと、丁寧に帽子の塵を払ってから私に渡してくれました。そして、私たち二人は、その場でどっと吹き出してしまいました。

引用:シルヴィア・ビーチ『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店』

風が吹くというのは、なんだか素敵なことだなと思えた。


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