カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2023.8.12(土) 『illustration 239 村上春樹と装丁 植物を描く』

子どもたちが家にいると、本を読む時間を確保するのが難しい。
読めないことはないが、子どもたちのたてる音や声によって、本の内容が何も入ってこない。
テキストを読んでもただ字を追っているだけで読めていない。
諦めるしかない。
ただ雑誌だと意外といけるので、日中は雑誌を読むのもいいだろう。
今日は『illutration』の239号を読んだ。
特集は「村上春樹と装丁」。
村上春樹作品の装丁の魅力に焦点を当て、最新作を含めた近年の作品を中心に、装丁化家やイラストレーター、編集者など作品に携わった方への取材をもとにした特集だ。
ふだはなかなか表に出てこない方々の、装丁の裏話や作品、あるいは村上春樹に対する思いなどが語られていてとても興味深く読んだ。
多くの人が共通して言っているのは、村上春樹が作品を書くとき、本の仕上がりの部分まで明確にイメージしているものがあるのではないかということ。
ビジュアルの部分まで、そこまでのこだわりがあることが意外な気がしている。


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