カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2023.10.13(金) 『POPEYE』

今日は18,000歩も歩いてしまった。
疲労のためか、危うく寝落ちするところだった。
今にも眠りに落ちんとしたそのとき、ハッと我に返った。
サッカー!
日本代表、カナダ戦のことを忘れていた。
試合の時間を確認すると、もう始まっている。
慌ててテレビをつけると、まだ前半の10分だった。
早くも日本が1点取っていたことに驚いた。
終わってみれば4-1。
今日の日本代表も強かった。
サンフレッチェの守護神、大迫も先発出場での活躍。
PKも阻止した。
私は自分が学生時代に、ゴールキーパーをやっていたのでどうしてもキーパーに注目してしまうきらいがある。
だからキーパーが活躍して勝った試合は、より嬉しい。

風呂に入って少しだけ本を読む。
しかしなかなか頭に入ってこない。
目も脳も働いていない。
こんなときは雑誌だ。
ちょうど先日買った『POPEYE』がある。
特集は「本をめぐる冒険」。
小説家、小川哲のエッセイというかコラムというか、そんな文章もあった。
小川哲の冒険のような読書体験、「本をめぐる冒険」が書かれている。
そのなかで町田康の『告白』を紹介している。

この本に書かれているすべての言葉が、すべての描写が、すべての登場人物が、僕が本を読む理由になっているのだ。

出典:雑誌『POPEYE』No.919

町田康の『告白』にはたしかに私も打ちのめされた。
いま、もっとも勢いのあると言ってもよい小川哲を以てそう言わせるのだから、すごい作品だ。
言うまでもないことだが。

さて、今日はまぶたが重たい。
明日の早起きに備えて早く寝ることにする。


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