今日一日を一言で表すと、車のバッテリーがあがったせいで、ちょっとずつ歯車が狂っていった日、となる。
詳細は割愛するが、なかなかな一日だった。
雨のせいでジョギングもできない。
こんな日は雑誌をぱらぱらめくるに限る。
スペシャリティコーヒーの文化を伝えるインディペンデントマガジン『STANDART』誌の24号。
コーヒーに関するトピックをさまざまな角度から伝えてくれるマニアックな雑誌だ。
24号の副題は「ドライバー 旗 コーヒー」で、表紙からはまったく内容の想像がつかない。
だがそれがいい。
裏表紙には目次があるが、哲学書と見紛うような内容だ。
生産地の取材記、インタビュー、コラム、最新機器の紹介、どれをとっても骨太の仕上がりになっている。
およそおしゃれな雰囲気とは言い難い、ストロングスタイルな雑誌だ。
コーヒーの思想書といっても過言ではないだろう。
疲れ切った身体に一杯のコーヒー『STANDART』で、明日の英気を養う。