カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2023.5.4(木) 『怪談文芸ハンドブック』、餃子フェス

勝ち鬨あげろ。
ゴールデンウィークになると頭の中に流れる音楽はなぜか「いざゆけ若鷹軍団」、ソフトバンクホークスの応援歌だ。
ゴールデンウィークのイベントで博多どんたくが思い起こされ、その時期に開催されるホークスのホームゲームがどんたくシリーズ。
その連想が私の脳内に針を落とし、レコードがぐるぐると回り続ける。

今年は球団開設85周年とドーム開業30周年のダブルアニバーサリーらしい。

https://www.youtube.com/watch?v=_6SRxOTpZc8

フミヤはかっこいいし、森口博子は美しい。
黒木瞳タカラジェンヌだ。

ホークスが勝利した時に、ドームが開くところを初めて見た時は感動した。
いつかもう一度みてみたい。

 

福岡がどんたくなら、広島ではフラワーフェスティバルだ。
4年ぶりの開催となるが、今年はサミットの関係でGWではなく6月の開催となるようだ。
なんにせよ街に活気が戻ってきたことは喜ばしい。

今日は、餃子フェスに行ってきた。
日本各地の餃子と世界のビールが集結し、賑やかなイベントだった。
帰りに寄ったパン屋でブルーベリーマフィンをみつけ、買うことにした。
完全に村上春樹の影響だ。
初めて食べたその味は、とろけそうな甘さにブルーベリーのほどよい酸味が絶妙で初めての恋のようだった。
今日は我々夫婦の結婚記念日でもある。
結婚記念日の祝いが餃子というのも気取りがなくていいじゃないか。
結婚記念日だけが特別なのではない。
一日一日が特別でかけがえのないものなのだ。

誰もがみんな ちょっとずつ歳をとってゆくから
なんでもない一日が 実はすごく大切さ
今日が誕生日じゃなくっても 記念日じゃなくっても
給料日じゃなくってもね

竹内まりや「毎日がスペシャル」より引用

毎日がスペシャル、そんな日々を続けていきたいと改めて思うのであった。


昼間に飲んだビールのせいで、本を読むことはままならないかと思ったが意外と持ちこたえた。
持ちこたえたところで今日は『怪談文芸ハンドブック』(東雅夫著、メディアファクトリー)を読み始めた。
「はじめに」からわかったことを列挙してみる。
いま(2009年刊行当時)日本ではかつてないほど怪談への関心が高まっている。
怪談という分野の裾野が広がるにつれ、問題も顕在化してきた。
怪談の定義やホラーとの違いががよくわからなかったり、怪談の取材や執筆のコツがつかめなかったりという問題だ。
現状、これらに十分応えられるだけのものがない。
そこで、怪談の愛好家や、怪談の執筆を志す人たちが常時手元に置いて参照できるハンドブックとして誕生したのが本書ということ。

これまで怪談とちゃんと向き合ってこなかった私にとっても、入門書として最適な一冊ではないだろうか。

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