カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2024.3.12(月)驚く

昼前、読書会用のために『人間失格』を読んでいたら、お客さんがやってきた。
小さな赤ちゃんを連れたその人は、私が個人的に応援している人で、まさかここに来てくれることがあるなんてまったく想定していなかったので、めちゃくちゃびっくりした。
こんなこともあるんだなとうれしかった。
心の支えをひとつ得たような気がした。
本屋という営みは日々淡々としているけれども、それでも驚きに満ちている。

 

家に帰ると、娘が幼稚園で使っている「じゆうがちょう」を持って帰って来ていた。
じゆうがちょうを1ページ1ページめくりながら、絵本を読み聞かせてくれているような具合に、絵を解説してくれた。
自らの絵を絵本に見立ててみせてくれるその感覚にも驚かされた。
育児も毎日の繰り返しの中で代り映えのしないようでいて、驚きに満ちている。