カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2023.10.15(日) 『ひとりになったライオン』

娘と図書館に行く。
タコの絵本がいいと言うので、探してみるもみつからない。
「た」の棚に『たこたこあがれ』を見つけた時は、あった!と喜んだものの、すぐにたこ違いであることに気がつく。
娘に「たこ、あったよ」と差し出してみたけれど、案の定「たこじゃない!」と一蹴される。
一応これもたこなんだけどな。うん。
気を取り直して「う」の棚にある海関係の絵本を順番にパラパラしてみたけれど、たこは出てこない。
他の棚もざーっとサーチしても、たこの絵本はみつけられなかった。
申し訳ないが、娘には諦めてもらうほかなかった。
たこを諦めた娘は動物に狙いを変え、物色し始めた。
選んだのは、わりとリアルなライオンが表紙の『ひとりになったライオン』だ。
サバンナで家族と離れ離れになってしまい、お腹を空かせ心細くなった若いライオン。
子どものシマウマをみつけたライオンは、茂みに身をひそめる。
するとシマウマのもとへシマウマのおかあさんがやってきて、お父さんがやってくる。
今度はおばさん、おじさんとどんどんシマウマが集まってきた。
次つぎに増えていくシマウマの群れを前にライオンは困惑する。
このままでは獲物にありつけないライオンは、意を決して子どものシマウマに襲い掛かる。
しかしすぐに母親のシマウマに蹴散らされ、父親に噛みつかれる。
多勢に無勢、ライオンは負けを認める。
群れのありがたさを身に染みて感じたライオンは、自分の無力さに途方に暮れるという話だ。
表紙の絵と全然違ってなかなか面白い。
どんどん増殖していくシマウマとライオンの表情が見どころで、娘も面白がっていた。

家に帰る前にスーパーで買い物をする。
豆腐と麻婆豆腐の素と豚ひき肉を買う。
今晩の献立は麻婆豆腐だ。
素から作ってもいいのだけれど、それだと子どもたちが辛くて食べられないというので今日はcook do的なやつに頼ることにする。
丸美屋の麻婆豆腐の素(甘口)を増殖させる作戦だ。
シマウマのように麻婆もどんどん増殖するのだ。
豚ひき肉を炒め、白ネギを加える。
そこに丸美屋の麻婆豆腐の素を入れ、さらに中華スープを適量追加する。
甜面醤も適当に入れて味を調整する。
豆腐を加え、丸美屋に添付のとろみの素を入れる。
これだと足りないので、水溶き片栗粉も適度に入れてとろみをつける。
これで完成。
子どもたちから文句も出ず美味しくいただいた。


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