カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2023.12.1(金) 並べる。夜明け前。

本屋のオープンがいよいよ明日になった。
今日何をしていたかと言えば、釣銭の準備に奔走していた。
みんな釣銭の準備、どうやっているのだろう。
なかなかの無理ゲーだった。
まず、近くの大きな郵便局に行ってみたら、両替はお断りしているということだった。
このあたりの郵便局で応じてくれるところを知らないか職員に尋ねてみたら、局ごとの判断でやっているのでわからないとのこと。
ということはつまり、両替をやってくれるところもあるということだ。
最寄りの郵便局に行き、両替をやってもらえるか聞いてみる。
「できますよ」と言ってくれた。
ああ良かった。案外あっさりみつかったと思うや否や、次の言葉で白目むいた。
「50枚までですけど」
「え!」
「なので釣銭にはけっこう厳しいかも」
「ええ!札も硬貨もあわせて50枚です?」
「はい、そうなんです」
なるほど、そういうことか。
この釣銭準備が長期戦になることへの覚悟が決まった瞬間だった。
とりあえず、50円玉を30枚と、千円札を20枚にしてもらい郵便局をあとにした。
そこからは郵便局のはしごだ。
途中で銀行にも寄ってみたが、銀行はさらに厳しく1回の両替で10枚までだった。
それ以上は手数料が必要。
手数料を払ってでも両替をしたかったが、両替カードが必要らしい。
そんなものを窓口で作っている暇などない。
泣く泣く一万円札を千円10枚にして、銀行もあとにする。
その後も郵便局をいくつかはしごし、途中ゲームセンターの両替も活用しながら(ごめんなさい)なんとか釣銭を準備できた。
まさかこんなに時間がかかるとは。
店に戻り、本を並べる。
あれやこれややっているうちに夜になった。

夜が明けようとしている。
もうすぐ陽がのぼる。


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