カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2023.11.1(水) 『工場』

こんな夢を見た。
尾崎豊を聞いている。
育児目線で聞く尾崎は、また違う聞き方ができるなと思いながら「卒業」を聞いている。
「大切なのは何 愛することと 生きるためにすることの区別迷った oh oh」
oh ohの部分で号泣し、目が覚めた。
現実の私は泣いていなかった。

小山田浩子の『工場』を読む。

子の町にいる限り、学校にいよいうがデパートにいようが四方八方は山に囲まれているのだが、工場では何に囲まれておらず、むしろ山よりも遠く大きなものに取り巻かれているような気がした。

小山田浩子『工場』

巨大な工場で働き始めた3人の視点から、工場の群像模様が描かれる。淡々とした筆致には可笑しみが宿っていて、思わず笑ってしまう。
少しだけ読んだところで出かける。

内装の打ち合わせを少しだけやって買い物へ行く。
昨晩、珍しく長男が「食べたいものがあるんだけど」とナポリタンをリクエストしてきた。
スパゲッティナポリタンか。
作ったことないなとレシピを適当に検索する。
家にある食材で足りないのはウィンナーくらいだったので、ウィンナーを買う。
シャウエッセンがなかったので他のもので妥協した。
初めてつくるナポリタンはまあ普通にできた。
なんせケチャップ味なので、どう作っても大きな失敗にはならなさそうだけれども。

月が替わったタイミングで新しいランニングシューズをおろす。
前回、買い替えたのが2月だったので9カ月が経っている。
500~700kmが買い替えの目安とされている走行距離は、1200kmを超えている。
ソールのすり減り具合も激しいし、じゅうぶん使っただろうという判断だ。
今回はナイキの靴にした。
新しい靴は、履き心地、走り心地、共に良好でずいぶんと気分が良い。
11月1日にちなんで、11.11km走った。

 


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