カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2023.10.4(水) 『さみしい夜にはペンを持て』

昨日買った肉が、当初の想定とは違うものだったことに気がついた。
薄切りの豚肉が必要なのに、とんかつ・ソテー用の厚切りを買ってしまった。
献立のスケジュールが狂った。
肉をたくさん食べよう週間だ。
八百屋でレタスときゅうりとトマトも買い足す。

昼は相も変わらずお蕎麦。
冷たい蕎麦から温かい蕎麦へ切り替えるタイミングを見計らっている。

午後はネット回線の調査。
時間がかかった。

帰り道に見上げた空は高く、広く、気持ちの良い秋の青空だった。
天高く馬肥ゆる秋だ。
肉を食べよう。

買いすぎた夜には肉を食え。
さみしい夜にはペンを持て。

『さみしい夜にはペンを持て』を読んでみた。
主人公のタコジローがヤドカリのおじさんに「書く」とは何かレクチャーされている。

「だって、いちいちペンを持って、自分の手でちまちまノートに書いていくなんて、超面倒くさいじゃん」
「違う。書くときのぼくたちは『手を動かすこと』が面倒くさいんじゃない。『頭を動かすこと』が面倒くさいんだ。なにかを書くためには、それについて真剣に考えなきゃいけない。その『考える』という手間を、みんな面倒に感じているんだ。書くことは、考えることだからね」
「書くことは考えること?」
「そう。考えるとは書くことだと言っても、かまわない」

出典:古賀史健『さみしい夜にはペンを持て』

このブログも何を書こうかまったく決まっていない。
いつもそうだ。
とりあえずブログをたちあげ、出たとこ勝負で一行目を書き始める。
毎日、毎晩、ひやひやしながら書いている。
それでもなんとか続いている。


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