カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2024.5.20(月) 「夏帆」。聞く、読む。

文芸誌『新潮 2024年6月号』を読み始める。
巻頭、村上春樹の新作短編「夏帆」を読んだ。
これは3月に開催された川上未映子との朗読イベント「春のみみずく朗読会」のために書きおろされたものだ。
運よく私はこの朗読会に参加できたので、この書きたてほやほやの新作を本人の朗読によって聞くことができた。
その体験があるものだから、この作品を読んでみると、脳内には村上春樹の声で再生されることになり、贅沢な読書体験となった。
行って良かったとあらためて思った昼のひとときであった。