カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2024.1.2(火) 帰る

大阪から帰ってきた。
新大阪駅はさすがに混みあっており、ドトールでさえ最後尾は25分待ちの行列ができるほどだった。
リクローおじさんに至っては横目でチラ見するだけでも途方に暮れるほど、列が伸びていた。
私たち家族は義母に「これで弁当でも」と渡された1万円札を握りしめ弁当ショップへ向かった。
こちらは行列をなすほどではなかったが、弁当のラインナップが多すぎてめまいがするほどだった。
5メートルくらいの長さのショーケースにびっしりと並ぶ弁当は、大阪っぽいなと思ってしまった。
視認性を高めるためにひとつの種類が複数設置されているのはわかるが、これだけあると何がなんだかわからない。
お肉系の弁当はすべて同じに見えた。
大人である我々夫婦はまだしも、この数の中から意中の弁当をひとつ選べと言うのは子どもにとっては無理ゲーだと思う。
ジャムの理論ではないが、選択肢は多ければ良いというわけではないことを体験できたことはひとつの収穫だと思うことにする。

弁当を適当に選んで、適当に時間をつぶし、新幹線に乗り込んだ。
このシーズンに初めて実施された、のぞみ全席指定という施策を支持したいと思う。
新幹線の中で弁当を食べ、娘の終わることのないおしゃべりに付き合っているうちに眠たくなってきていつのまにか寝ていた。
のぞみは無事、広島駅に到着した。