カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2023.12.13(水) 喜ぶ

朝、娘を幼稚園に送り届け、いったん家に戻り自転車に乗って店に出勤する。
昨日、一日じゅう寝ていたおかげか、悪かった体調も回復したようだ。
近くのパン屋でコーヒーと昼用のパンを調達する。
熱いコーヒーをすすりながらメールを開く。
昨日なにもできなかったせいで、未読のメールがたまっている。
そのなかに一通、うれしいメールをみつけた。
商品を卸してほしいことを依頼していた雑貨の業者からの、取引承諾の返事だった。
もう今日はひとつの達成をしたような心持だ。
添付されていたwebカタログを印刷し、ホッチキスでパチンパチンと留める。
モーツァルトを聴きながら、1ページ1ページゆっくりと眺めた。
良い感じにスパークジョイしてきたところで、店を開ける。
こんにちは。

通りすがりのお客さんがなんだろうという感じで入って来てくれたり、近所で働いている方が来てくれたりするのはとてもありがたい。
ここが本屋だからだからなのだろうが、その人の「本に関する話」をしてくださるのもうれしい。
特にこちらから働きかけるわけではない。
けれどもお客さまのほうからその方と本との関わりを教えてくれる。
「わたしは表紙をみて買う」
「○○という本がおもしろかった」
「近所に本屋ができるのはうれしい」
などなど。
正直これは想像していた以上のリアクションだ。
店を構えたことに対するリアクション。
当然、賛も否もあるだろうが、それも含めてうれしいことだ。
そういうことを日々感じている。