カフェオレの泡

浮かんでは消えていく泡のようなもの

【読書日記】2023.9.28(木) 『小さなことからコツコツと』

牛すじカレーを仕込む。
牛すじをゆでるのに時間がかかる。
合間に西川きよし師匠の自伝『小さなことからコツコツと』を読む。
きよし師匠とヘレンさんとの馴れ初めの話がなんとも良い。
かたや人気急上昇中の若手女優、かたや吉本興業に入りたての芸人の卵。
きよし師匠からみるとヘレンさんは、テレビの中でみる言わば憧れの存在。
そんなヘレンさんが扁桃腺を腫らし高熱が出たある日、事務所の偉い人から、きよし師匠の家でヘレンさんを休ませてあげるよう頼まれる。
稽古場から一番近いのがきよし師匠の実家だったそう。
きよし師匠の家族七人総出でヘレンさんの看病をしたことがきっかけで、二人の仲は深急速に近くなる。
それ以来、先輩後輩の間柄は変わらないものの、細かなことが少しずつ変化していく。

朝、姉さんの楽屋を訪ねて、
「おはようございます」
と挨拶をする。以前だったら、
「おはよう。キー坊、牛乳とパン買うてきて」
となるところが、
「牛乳日本とパン二個買うてきて」
に変わったのです。

出典:西川きよし『小さなことからコツコツと』

いいですね、この感じ。

夜、ジョギング。
フィジカルの調子はあまりよくない。
4.5kmで中断し、ゆるゆる歩く。


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